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群馬の書店から大量注文があったらしい。
いろいろ分析すると、書籍流通の現状と、潜在的な可能性が見えてきます。

『モリさんの狩猟生活』著者のモリさんこと高柳盛芳さんは群馬県在住です。

友人知人は県内に多いので(昭和世代)、とりあえず本を買うなら県内有数の街が確かであろうと、県庁所在地の書店に足を運ぶ訳です。

あそこの本屋なら、あらゆる本があるだろう。世間はそう思っています、まだ。

ところが、毎月の配本は取次という本の問屋が他の本とのバランスを考慮しながら機械的に詰め合わせるので、あまり地域性は考慮されない(タイトルからそれが感じられない限り)。

人口の多い首都圏の大型書店では平積みされていても、著者ゆかりの地方には配本がなかったりします。
そもそも今の日本は、書店のない自治体もたくさんあります。

こういう場合、版元もそこまで考慮していなかったりしますし、売れる根拠もないのに、直感だけで「この本をここに重点配本して欲しい」と口を出すことは憚られる雰囲気もあります。
どの産業分野でもあるあるな事例でしょうが。

だから、読みたい人がいるのに、わざわざ足を運んで買いにいっているのに、品物がなかったりする。

アマゾンの凄さはそこ。
小さなニーズもフォローしている。

でも、地域性というビジネスチャンスにあらためて気づいたその書店は偉いね。
チェーン全体で急遽100冊ほど入れてくれたそうです。

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