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久しぶりに「日本鍛冶紀行」。
今号より「新章」として若手職人にスポットライトを当てることになりました(不定期掲載ですが)。
今回取材したのは、山梨県南アルプス市の上田裕之さん(38歳)。
なんと、拙著『鍛冶屋の教え』を読んでこの道に入ったとのことでした。
職人としてはまだ初心者マーク付きですが、ばかがつくほど丁寧な仕事ぶりがいい。
商品のセンスにも光るものがあります。
勝沼で月イチで開かれる朝市で、彼の包丁を見ることができます。
真摯な若い職人を育てることは、未来への投資でもあります。どうかお見知りおきを。
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連載「ゲンキな田舎!」のテーマはエコビレッジ。エコビレッジとは、共通の自然観を持った人たちが暮らすコミュニティーのことです。と聞くと、何やら宗教団体のようなイメージを持つ人もいるかもしれません。実際、海外ではエコを掲げる宗教団体の信者が集まる村があるそうですし、日本でも共同生活方式をとっているイデオロギー色の濃い農業コミュニティーがあります。
しかし、エコビレッジという概念はもっと広く、もっと自由なもので、むしろその自由さにさまざまな可能性が存在するように思います。

今回取材したのは、滋賀県近江八幡市にある『小舟木エコ村』という分譲型のエコビレッジ。居住条件の中に環境に配慮したさまざまな約束事が盛り込まれ、それに同意した人だけが居住することができます。
たとえば庭には必ず野菜畑を作る。野鳥や昆虫の来る木や地域ゆかりの木を植える。生ごみは自家処理して畑や庭に循環させる。雨水利用の装置を設置するなどです。
見ず知らずの人たちが隣近所になる、いいかえると「ご近所はどんな人なのか?」というのがニュータウン(集合住宅も同じですが)に引っ越すときの不安。
でも、エコロジーに関心を持ち、そういうライフスタイルに同意する人なら、そうヘンな人はいないだろうというのが、この分譲地の与信のひとつになっています。
そんなカジュアルなエコビレッジのシステムと評判をレポートしています。
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連載『海・山・川の遊び仕事』は、今回が最終回です。
宮崎県に江戸時代から伝わる、網を使った痛快無比な鴨猟(越網猟)をルポしました。
地元宮崎の写真家、芥川仁さんが、粘りに粘りすばらしいショットをものにしてくれています。
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1月14日に茨城県・霞ヶ浦環境科学センターで開催された、タナゴ愛好家向けのシンポジウムの講演要旨集です。「座して規制を待つのか? 生き物遊びの功罪から考えるタナゴのこれから」という題で辛口の話をさせていただきました。愛好家による乱獲や生物多様性を無視した放流、そして数値目標も未来構想もない、捕獲禁止にすれば事足れりという「保全」の現状に一石を投じたつもりですが、そんな悠長な議論をしているうち、在来タナゴの多くは消えてしまうかもしれません。講演要旨の問い合わせは土浦の自然を守る会 tsuchiuranature@gmail.com
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2月11日、山梨県都留市でNPO法人日本エコツーリズムセンター主催の獣害シンポジウムが開催されます。
昨年夏に東京・西日暮里で開かれたものの続編です。
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基調講演者というポジション、お題は「全国的な獣害被害の状況とその対策」となんだか大層なことになっていますが、私自身は生態学者でも、ハンターでも、被害を被っている農家でもないことをまずお断りしておきます。

ただ、田舎をずっと歩いてきた自然系のジャーナリストとして、獣害問題が全国でどのように深刻化してきたか、社会的背景は何か、という知見は、体験的にある程度持っているつもりです。

今回提供予定の話題は、いわば問題のアウトライン、ダイジェストであり、内容の半分ぐらいは第1回と同じですが、興味のある方はお越しください。
最近は若い狩猟者も少しずつ増えています。この日の主役は地域で頑張っている若手ハンターですので、ぜひ貴重な現場の肉声を聴いてみてください。