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連載「ゲンキな田舎!」は、1頭当たり1ヘクタール弱というゆったりした密度で昼夜牛を放し飼い、穀物飼料を使わずに牛乳を生産している、岩手県岩泉町の中洞正さんを取材しました。
乳脂肪率や搾乳量を高めるために高カロリーな穀物飼料を大量に与えることは、反芻動物の牛の生理に反するとして、中洞さんはこの20年、業界とは一線を画して自分の信じる酪農を続けています。
その取り組みは、食の安心安全に関心のある人や、世界的な流れである家畜福祉の尊重という視点から注目されてきましたが、中洞さんが次に考えているのは、牛を使った過疎地の管理です。
下草で荒れた森林や耕作放棄地に牛を放せば、牛はどんどん草を手べてくれ、人が汗水たらしてする必要がありません。しかも、牛はその草を反芻してミルクに還元してくれます。そんな仰天のアイデアを詳しく語っていただきました。