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ナイフマガジン6月号が刷り上がりました! 久々の『日本鍛冶紀行』は、愛知県に計画されている設楽ダムに沈む集落で半世紀以上にわたって鍛冶屋を続けてきた安藤義久さん。離れがたい故郷への思いと、鍛冶屋と言う仕事の誇りと矜持を語っていただきました。
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連載「ゲンキな田舎!」は、世にも珍しい塩を使わない漬けもの「すんき」が巻き起こしている奇跡のようなお話です。木曽地方伝統のすんきは、かつて長野県以外ではほとんど知られていないマイナー保存食でした。このすんきが近年大きく注目されています。
ひとつの背景は、発酵食品や伝統食回帰の流れです。もうひとつがプロバイオティクス効果です。すんきはカブの葉の漬けもの。塩を使わなくても保存がきく秘密は、カブの葉に含まれる糖を食べて増える乳酸菌にあります。そう、すんきはとてもすっぱい漬けものなのです。乳酸菌といえば腸内の悪玉菌の増殖を防ぐ効果が知られてきました。プロバイオティクスとは、乳酸菌や整腸効果があるその代謝物(有機酸)の総称です。
数年前、木曽のすんきから、腸内を整えるだけでなく、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを抑制する(免疫調整機能を持つ)乳酸菌株が発見されたのです。
いま腸内の微生物と免疫系の関係は医学的に最も注目されている分野です(腸と健康の本がたくさん出ています)。こうした時代の潮目に、すんきがドンピシャとはまったのです。
この冬は、テレビのご当地バラエティ番組で紹介されたり、早い降雪による収穫漏れなどが重なって売り切れが続出。すんき漬け教室も満員御礼と大ブレイク中です。
目には見えない微生物が地域活性の切り札になる…というユニークな事例を取材しました。
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連載『はたらく刃物』は、岐阜県山県市伊自良地区の名産品「連柿」づくりに欠かせない刃物「柿剥き鉋」の取材です。時計のゼンマイで作ったごく薄の刃が、この地域独特の干し柿の美しいシルエットを決めるのだそうです。
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連載『ゲンキな田舎!』は、派手な珍獣に頼らず、日本の野生動物や伝統家畜との共生観を切り口に、地域に根ざす動物園として着実にリピーターを増やしている「富山市ファミリーパーク」の構想をレポートしています。
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連載「ゲンキな田舎!」は、住民のみごとな連携で獣害問題に取り組む島根県美郷町をレポート。この地域の人たちの合言葉は「自助」。猟友会だのみの捕獲の問題を再整理し、あの手この手で田畑に出没する動物たちと知恵比べをしています。
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連載「ゲンキな田舎!」は、間伐材の付加価値化に取り組む岡山県西粟倉村の若者たちを取材しました。雑木を切ってスギやヒノキを植えれば50年後には左団扇の暮らしができる…という拡大造林時代初期の期待はみごとに裏切られ、今では50年ものの木でも間伐材扱いなのだそうです。
値の付かないまま伐期を迎えた木でどうめしを食っていくべきか。
選択の一つが、長伐期施業という経営です。
伐採目標をあと50年のばし、価値の高い100年級の大径木にシフトしつつ、その間は段階的に必要な間引き作業で出た間伐材を売っていく。
そのほうが、いま一斉に伐採して投げ売りし、また苗を植え半世紀育てていくよりコストが安くつくのだとか。
西粟倉村の大きな特徴は、その長伐期施業計画のなかに生態系保全(回復)という公益性を盛り込んでいる点です。
ファンドを組んで林業の社会貢献性をアピール、取り組みの理念に共感してくれる人たちに出資をしてもらいます。それらを原資に間伐材の加工事業を行ない、加工品自体にも環境性という理念を盛り込んで、新しい消費感覚を持つ社会階層に絞り込んで売り込んでいこうというもの。

これが、けっこう売れているんです!

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